刑事弁護

刑事弁護

季刊刑事弁護の新人賞を受賞しました

この度、私と弊所の湯浅彩香が季刊刑事弁護の新人賞をいただくことになりました。 事務所内外の周りの温かいご指導のおかげです。 どうもありがとうございました。 弁護士登録3年以内に受任した事件で弁護士登録5年以内の弁護士ということで新人賞への応...
冤罪

ヨーロッパの冤罪

ヨーロッパ犯罪学会に行ってきた ヨーロッパ犯罪学会で冤罪について報告してきました。 報告に関する体験記はIPJのコラムにも書きましたので参照ください。 私からは次のようなことを報告しました。 日本で注目されてきた4つの証拠(自白、共犯者供述...
冤罪

『冤罪学』の出版について

「どうすれば冤罪を減らすことができるんだろう。」 私は、未熟なりにこの不相応に大きなテーマについて考えました。 私がたどり着いた答えは、過去の冤罪の原因が放置されて同様の冤罪が再生産されているため、過去の冤罪から学び、この再生産を止めなけれ...
刑事弁護

取調べ録画媒体をめぐる国の異常な対応ープレサンス元社長冤罪事件国賠訴訟

プレサンス元社長冤罪事件における国賠訴訟で、国は違法取調べの録音録画媒体の提出について、「取調べの録音・録画が、市民の目に一切触れさせないこと」を条件にしようとしている。ふざけないでいただきたい。
冤罪

「イノセンス・プロジェクト・ジャパン」Tシャツの着用を裁判所は制限できるか

「イノセンス・プロジェクト・ジャパン」Tシャツ着用制限問題とは 先日、冤罪当事者である西山美香さんが”INNOCENCE PROJECT JAPAN”と書かれたTシャツを着用して出廷したところ、裁判所から「政治的なメッセージのある鉢巻を持ち...
刑事弁護

東京法廷技術アカデミー(TATA)の「鬼の5日間」体験記

TATAワークショップに参加するまで 私は裁判官をしているとき、所作や話し方が素晴らしい弁護士を法廷で見ました。 その度に、同じ法律家として自分も頑張ろう、頑張らなければならないと感じました。 今思えば、これが法廷弁護技術との出会いでした。...
刑事弁護

【人質司法】裁判官も自白を強要したいわけではないけれども

シンポジウム「人質司法を考える」 「人質司法」という言葉があります。 罪を認めなければ長期間にわたって身体拘束されるという日本の刑事司法の実務運用は、被疑者・被告人の身体を人質にして有罪判決を獲得しようとするものだとして「人質司法」と呼ばれ...
冤罪

「冤罪の構図」連載完結のお知らせ

私と秋田真志弁護士が弁護団の一員として担当したプレサンス元社長冤罪事件について、元被告人の山岸忍さんはかつて次のように語りました。 誰にだって間違いはあります。検察もそうです。どれだけ優秀な人間がどれだけ一生懸命にやっても、人間である以上、...
冤罪

『負けへんで』出版のお知らせ

『負けへんで』が出版されました 私と秋田真志弁護士が弁護団の一員として担当したプレサンス元社長冤罪事件について、元被告人の山岸忍氏が体験記として『負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部』を出版されました。 あらすじ 検察は正義では...
冤罪

イノセンス・ネットワークの国際会議に弊所弁護士3名が出席しました

世界中の冤罪救済団体から構成されるイノセンス・ネットワークの国際会議に、しんゆう法律事務所から秋田真志、西愛礼、湯浅彩香の3名が出席しました。 この国際会議の開会式が特に印象的でした。 会場でみんな立ち上がり、ずっと拍手を送っていました。感...