プレサンス元社長冤罪事件

刑事弁護

取調べ録画媒体をめぐる国の異常な対応ープレサンス元社長冤罪事件国賠訴訟

プレサンス元社長冤罪事件における国賠訴訟で、国は違法取調べの録音録画媒体の提出について、「取調べの録音・録画が、市民の目に一切触れさせないこと」を条件にしようとしている。ふざけないでいただきたい。
刑事弁護

【人質司法】裁判官も自白を強要したいわけではないけれども

シンポジウム「人質司法を考える」 「人質司法」という言葉があります。 罪を認めなければ長期間にわたって身体拘束されるという日本の刑事司法の実務運用は、被疑者・被告人の身体を人質にして有罪判決を獲得しようとするものだとして「人質司法」と呼ばれ...
冤罪

「冤罪の構図」連載完結のお知らせ

私と秋田真志弁護士が弁護団の一員として担当したプレサンス元社長冤罪事件について、元被告人の山岸忍さんはかつて次のように語りました。 誰にだって間違いはあります。検察もそうです。どれだけ優秀な人間がどれだけ一生懸命にやっても、人間である以上、...
プレサンス元社長冤罪事件

『負けへんで』出版のお知らせ

『負けへんで』が出版されました 私と秋田真志弁護士が弁護団の一員として担当したプレサンス元社長冤罪事件について、元被告人の山岸忍氏が体験記として『負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部』を出版されました。 あらすじ 検察は正義では...
刑事弁護

裁判所が田渕大輔検察官による「陵虐」行為を認定ー検察官が犯罪しても不起訴か?

大阪地裁は、プレサンス元社長冤罪事件における元特捜部の田渕大輔検察官の可視化された取調べについて、付審判決定で、その取調べは特別公務員暴行陵虐罪に該当するとして、犯罪の成立を認めた。現職検察官の違法取調べを認定しており、由々しき事態である。
SBS仮説

季刊刑事弁護111号

本日発売の季刊刑事弁護111号に私と秋田の論文が掲載されました。 秋田の論文は「プレサンス事件での可視化媒体の取扱いをめぐる理論上・実務上の諸問題」及び「最新刑事判例を読む(14) SBS/AHT事案で相次ぐ無罪判決」です。また、私の論文は...
可視化

【プレサンス元社長冤罪事件】検察官の不起訴処分に対する山岸氏のコメント

本日、プレサンス元社長冤罪事件に関して、証人威迫を行った検察官等に対する刑事告発に関し、大阪地検が不起訴処分としました。 告発人である山岸忍氏のコメントは次のとおりです。 大阪地検特捜部の違法取調べに対する関係者の不起訴について 大阪地方検...
刑事弁護

【プレサンス元社長冤罪事件】最高検察庁に公開質問状を送付しました

プレサンス元社長冤罪事件に関し、現時点にいたるまで、検察庁から山岸忍氏に対する謝罪はなく、冤罪の原因究明や再発防止に関する検証結果も公表されていません。 そこで、2022年6月15日、弁護団から最高検察庁に「公開質問状」を送付し、本件に関す...
刑事弁護

プレサンス国賠訴訟の代理人意見書-刑事証拠の取扱いについて

西愛礼弁護士の報告のとおり、2022年6月13日、山岸忍さんが国を相手取った国賠訴訟の第1回口頭弁論が開かれた。山岸さんの意見陳述の後、代理人らも口頭意見陳述を行ったが、そのうち、刑事証拠の取扱い部分を引用しておきたい。以前にも述べたとおり...
刑事弁護

【プレサンス元社長冤罪事件】山岸忍氏の意見陳述内容(6月13日)

2022年6月13日、プレサンス元社長冤罪事件に関し、山岸忍氏が提起した国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論期日が開かれました。山岸氏が法廷において行った意見陳述の内容は以下のとおりです。 意見書 まずは、この場を設けてくださった、小田裁判長、...