可視化

可視化

取調べの立会いをめぐる裁判所の奇妙な姿勢

私たちが古田国賠訴訟と呼んでいる事件がある。愛知県弁護士会の古田宜行弁護士が、依頼者の在宅取調べで弁護人立会いを求めたところ、依頼者が逮捕されてしまったという事案である。後に、この依頼者は、古田弁護士の弁護活動により無罪となった。無罪確定後...
冤罪

【プレサンス元社長冤罪事件】山岸忍氏のコメント(3月29日)

2022年3月29日、プレサンス元社長冤罪事件に関し、山岸忍氏は刑事告発、検察官適格審査会審査申立、国家賠償請求訴訟の提起を行いました。報道機関に公表した山岸氏のコメントは以下のとおりです。 プレサンス元社長冤罪事件について  無罪判決から...
可視化

刑事証拠の目的外使用禁止をめぐって-権力の違法と国民の知る権利

国民は違法な権力行使の実際を知る権利がある。刑事訴訟法281条の4の証拠の目的外使用の禁止規定は、見直しが必要である。
可視化

自白と取調べの歴史(江戸時代)

江戸時代において有罪判決は原則として自白がなければ下せないことになっていました。 高野 隆. 人質司法 (角川新書、2021年)Kindle版No.1794 私はこのことを今まで知らず、この一文を読んだときに衝撃を受けました。 「自白は証拠...
取調べ

プレサンス事件の無罪確定!なぜ、大阪地検特捜部は、可視化している中で自白強要をしたのか?ープレサンス事件の謎

検察官が、正式に控訴を断念し(2021年11月11日各紙報道)、山岸さんの無罪が確定した。 1 取調室を監視する録音・録画装置 録画画像からすれば、大阪拘置所の取調室は、10畳ほどはあろうか。警察署の狭い取調室とは異なり、それなりの広さがあ...
刑事弁護

なぜ、大阪地検特捜部は再び誤ったのか?-プレサンス事件 供述への過度の依存と客観証拠の軽視

大阪地検特捜部が起訴したプレサンス前社長山岸忍さんに、無罪判決。特捜部は、厚労省元局長事件と同じ過ちを繰り返した。
刑事弁護

なぜ、プレサンス社元社長は無罪になったのか。-可視化の威力

本日、大阪地裁第14刑事部(坂口裕俊裁判長、湯川亮裁判官、若園怜裁判官)は、業務上横領罪で起訴された元プレサンスコーポレーション社長山岸忍さんに無罪判決を言い渡した。判決は、大阪地検特捜部の取調べ担当検察官が、山岸さんとの共謀を疑われた部下...